理学療法士への道のり

1年生のスタートです。

II部（夜間部）の学生は、ほとんどの方が昼間に仕事をしています。
仕事のステップアップに向け、努力の日々が始まります。

「仕事と勉強の両立ができるか、不安・・・」
「でも、自分で決めた道。しっかり頑張ろう。」

1年生の授業では、基礎医学の勉強が中心です。

骨や筋肉の形を学ぶ機能形態学（解剖学）
内臓や神経の働きを学ぶ機能生理学、
人間の関節の動き（バイオメカニクス）を学ぶ運動学。

「筋肉ってこうやって動くのか・・・」
「今の勉強が将来、患者さんを助けるのに役立つんだ！」
「理学療法士という目標のために、頑張るぞ！」

夏に行く実習に向けて、コミュニケーションの試験です。

日ごろから仕事でコミュニケーションに慣れている方でも、医療面接は別物です。医療面接では会話の中から患者さんの体調・心境を聞き取り、その後の治療プランに役立てます。

「体調はいかがですか。」
「どんな時に足が痛みますか。」

• ※ OSCE（オスキー：Objective Structured Clinical Examination）は、客観的臨床能力試験のことです。実際の患者さんや働く場面を想定して技術試験を行います。

理学療法士は患者さんの命と生活に携わる仕事です。
初めての実習に向けて、新たなる職業を目指す覚悟を宣誓。
気持ちが引き締まります。

I部（昼間部）と合同でスポーツ！

「最近、運動してない！！！」
「運動なんて、高校生以来だ！」

日ごろ働いている方は、なかなかスポーツをする時間も取れないですよね。
授業で学んだ運動前のアップを実践し、ケガしないよう気を付けてください。

まずは患者様への触り方から学んでいきます。
体表から骨や筋肉を触り分ける『触察』

「実技練習をしていると、本当に理学療法士になるんだ！って実感できる。」
「クラスのみんなと話し合い、練習し合うことでクラスの結束力もより強くなる！」

スポーツリハビリを学びつつ、みんなとの思い出もたくさん作れます。

「みんなと一緒だとほんとに楽しい！」
「I・II部合同だから、I部（昼間部）にも友人ができた！」
「I部（昼間部）のみんなから、先に進んでいる授業の情報をゲットできた！」

整形外科学、内科学、神経内科学・・・
疾患を学ぶ授業が増えた！

「難しくなってきたけど、分からないところは先生に聞けるから安心！」

理学療法評価の三種の神器！
手足の長さを正確に測る『形態測定』
手足の関節の角度を測る『ROM』
体の筋肉のパワーを測る『MMT』

仕事と両立しながらの勉強ペースもつかめてきた！
勉強すればするほど、どんどん自分が成長していくのを感じる！

「先輩も後輩も頑張ってる。僕もここが頑張りどころだ！」
「憧れの理学療法士に近づいているぞ。やる気が出てきた！」

疾患ごとのリハビリ、治療学がいよいよ始まる。
臨床現場で使える、実際の技術について学んでいく。

患者さんに合わせた治療プログラムも自分で考える！
「えーっと・・・う～ん・・・、考えることが多くなってきた・・・」

治療学でひとり悩んでいたことも、みんなと話し合えば理解が深まった！
さらによい方法も見つかり、仲間と助け合うことの相乗効果を知った！

「色々な意見を聞いて、とても勉強になった！」
「意見が違う人の言葉にこそ、新たな視点が隠れているものなんだな～」

仕事に一区切りをつけて、理学療法士へ100%全力投球！

総合実習前には、今まで学んできた技術すべてのOSCE試験がある。
仲間とともに合格するぞ！

「緊張するけど、検査や治療技術の再確認をしっかりしておけば大丈夫だ！」
「憧れの理学療法士になるために、もっと練習するぞ！」

現場で働く指導者と一緒に、患者さんの治療を一緒に考えていく。
患者さんが良くなると、自分のこと以上に嬉しい！

「大変だったけど、患者さんと接することで、より自分の目指す理学療法士像がはっきりしてきた！これからも頑張るぞー！」

学校主催の就職フェアで、たくさんの病院や施設が来校！

「来年、どこで働こう？悩むなぁ・・・」
「前職で頑張ってきたことが活かせるところがいいな」
「介護のアルバイト先への恩返し。次は理学療法士として働こうかな」

ここから先は、別々の道。
だけど、一緒に勉強し、一緒に苦労した仲間は生涯の宝物。

「新しい道への第一歩！」

「頑張った自分！さらにこれからも、ステップアップしていくぞー！」